平和と戦争
2017年 01月 11日
最近
「帰って来たヒトラー」と「永遠の0」を観ました
お正月に借りてきたDVDです
「帰って来たひとらー」はドイツ語の映画ということで興味があったのですが
観た感想はドイツ語というより もっと大きなテーマに打ちのめされました
「帰って来たヒトラー」ドイツ映画
ある日 ヒトラーが現代にタイムスリップしてきて現代社会の中でいろいろ繰り広げる
初めはコメディー・パロディーかと思って観ていたけど・・・
後半だんだんシリアスになってきて ゾクゾク
ラストは笑えなかった むしろオムニバス映画のように感じてしまった
なんだか これから歴史が繰り返されていくのか・・と不安も・・
ヒトラーがだんだん民衆の心の中に入り込んでくる(かつてそうであったように)
製作者の意図は ヒトラー崇拝ではなく あぶない現代への警告のように思った
難民問題や報道社会の問題もかぶせながら~
人間の心にひそむ闇にスポットをあてる
今日本でも隣国でもいや 世界のあちこちで生まれつつある独裁主義の兆し・・
なぜそうなっていくのか・・?
監督はそこに警告をならしているのかもしれない
日本が戦争に突き進んでいった背景・きっかけが
この一端に顕れているのかもしれないとも思った
さて岡田准一主演の「永遠の0」
特攻隊でなくなった祖父の過去(真実)を調べていく過程で
出会う人々を通じて祖父の生きざまを知るーそれだけなんだけど
特攻隊で若者が道具として死んでいくこと 戦争は殺し合いだということに改めて思った
人ひとりひとりに人生があり家族がありだれも死ぬことを望んでいないことも
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戦争映画は このところ 気分が悪くなるので避けていたけど
やっぱり目をそらしてはいけないなーと思いました
実際には こうしている今も戦争をしていて空爆や銃撃戦で亡くなっている人がたくさんいるのですから
by bienes
| 2017-01-11 20:10
| 社会のこと